北海道で育てた国産大麦から生まれた麦芽を使い、コミュニティの投票で商品名とラベルデザインを決めた。
「麦魂(むこん)」は、WE LOVE WHISKYコミュニティから生まれた、国産麦芽100%のクラフトビールです。

🌾 始まりは、ラベルデザインの公募から

2025年12月、WE LOVE WHISKYコミュニティに向けて、オリジナルクラフトビールのラベルデザイン募集がスタートしました。

有明産業は2025年、北海道で国産二条大麦の試験栽培に挑戦。本来の目標は「国産麦芽によるウイスキー造り」。その第一歩として、まずは国産麦芽100%のビールでその魅力を味わっていただくプロジェクトが始まりました。

ラベルデザインのルールはシンプル。「We Love Whisky」と「国産麦芽100%使用」の2つの文字を入れること。完全オリジナルであること。サイズは80×80mm。応募期間は約1ヶ月。たくさんの力作が集まりました。

ラブスキービール コンセプト

🍺 醸造パートナー:大雪地ビール

醸造をお願いしたのは、北海道・旭川のクラフトブルワリー「大雪地ビール」さん。1996年に地域発展を目的に創業し、旭川産・北海道産の原材料を積極的に使い、土地に根ざしたビール造りを続けてこられたブルワリーです。

国内外で数多くのビールアワードを受賞しながらも、流行りのスタイルに流されることなく、「自分たちが造りたいビール」「この土地で造るべきビールとは何か」を常に問い続ける。その姿勢と技術があったからこそ、今回の国産麦芽プロジェクトが実現しました。

大雪地ビール 訪問
大雪地ビール(北海道・旭川)

🏷️ 商品名決定 —「麦魂(むこん)」

2026年1月、コミュニティから商品名を大募集。大喜利感あふれるものからビール愛を感じる名前まで、多くのアイデアが集まりました。

有明産業が6つの候補を選出し、コミュニティの決選投票へ。約3日間の投票の結果、宇賀神さんが応募した「麦魂(むこん)」に決定しました。

農家さんが時間と手間を惜しまず育てた麦芽。大雪地ビールさんの技術。そしてコミュニティで”共創”した商品名。たくさんの方の想いと時間が詰まった、特別なビールの名前にふさわしい一言です。

🎨 ラベルデザイン決定

商品名決定に続き、ラベルデザインの最終投票を実施。3名のノミネートの中から、約1週間の投票を経てロヒキアロハさんのデザインに決定しました。

麦魂 ラベルデザイン by ロヒキアロハ
ラベルデザイン by ロヒキアロハさん

🌾 CEO小田原からのメッセージ —「Maltie’s Dream」

「Maltie’s Dream」は、私がずっと思い描いてきた世界観です。

日本国内で製造されているウイスキーの多くは、海外産の大麦を使用しています。これから更なる魅力的なお酒をつくっていくためには、日本の土地で栽培された大麦を使って、原料から日本の味わいを表現していくこと。大麦を供給していただく農家の皆さまと共に、思いや夢を乗せたウイスキー造りを行っていくことが大切だと感じています。

有明産業CEO 小田原

🍺 仕込み開始 — 国産麦芽がビールへ

2月17日、北海道・大雪地ビールにて国産麦芽100%ビールの製造がスタート。

今年の麦芽はタンパク質がやや高め。麦の旨味やコクにつながる一方、雑味や濁りの原因にもなりやすい、扱いが難しい麦芽です。この繊細なバランスを”魅力”に変えてくれるのが、大雪地ビールの技術。糖化温度、攪拌、ろ過、発酵管理 一つひとつの工程で麦の個性を引き出しながら、雑味を抑える。それがプロの仕事です。

粉砕前と粉砕後の国産麦芽
左:粉砕前の麦芽 / 右:粉砕後の麦芽

酵母の選定 —「パイナップルパッション」

今回「麦魂」に採用したのは、”Pineapple Passion IPA yeast”というエール酵母。ジューシーでトロピカルなビールを生み出すために選抜された酵母で、パイナップルのような鮮やかな香りと風味が特徴です。

北海道のクラフトビールなのに南国?正直、ストーリーより味わいを優先しました。国産大麦に込めた想いを、より華やかに、より印象的に表現するため。麦の物語を、香りで伝えたい。それが「麦魂」の挑戦です。

パイナップルパッション酵母

🔥 仕込みレポート

① 麦芽投入

3月上旬、銅製の仕込み釜に国産麦芽を投入。100年以上の歴史を持つレンガ造りの倉庫をブルワリーとして活用する大雪地ビールの醸造所で、北海道の大麦から生まれた麦芽がビールへと姿を変え始めます。

仕込み釜に麦芽を投入
大雪地ビールの銅製仕込み釜に国産麦芽を投入

② 糖化 — 甘い麦汁が生まれる

麦芽にお湯を加え、酵素の働きでデンプンが糖へと変わっていきます。この糖が後の発酵でアルコールへと変わる。つまりこの瞬間、ビールの”もとになる甘い液体”が生まれているところです。

📹 糖化工程の動画を見る

③ ホップ投入 — 香りの個性が決まる

アツアツの麦汁にホップを投入。ビールに心地よい苦味と華やかな香りを与える大切な素材です。麦芽でつくった甘い麦汁にホップを加えることで、ビールらしい味わいの輪郭が生まれていきます。この一投で、香りの個性が決まる仕込みの中でもワクワクする瞬間です。

📹 ホップ投入の動画を見る

🍻 完成

2026年3月25日ついに、ラブスキービール「麦魂(むこん)」が完成しました。

大雪地ビールさんからの味わいコメント:

「トロピカルな香りとやさしい麦の余韻」

やさしいモルトの甘みとフルーティーな風味、苦味は穏やかでスッキリと軽やかな爽やかな余韻ある味わい。

発酵中の麦魂
発酵中の麦魂の色合い

📅 麦魂プロジェクト タイムライン

2025.12.01 ラベルデザイン公募スタート
2025.12.17 醸造パートナー・大雪地ビールさんを紹介
2025.12.22 商品名の大募集スタート
2026.01.14 商品名「麦魂(むこん)」に決定(宇賀神さん案)
2026.01.26 ラベルデザイン決定(ロヒキアロハさん)
2026.01.28 CEO小田原から「Maltie’s Dream」メッセージ
2026.02.02 先行予約 第1弾スタート
2026.02.10 先行予約 第2弾スタート
2026.02.17 大雪地ビールにて仕込み開始
2026.03.06 仕込みレポート① 麦芽投入
2026.03.12 仕込みレポート② 糖化工程
2026.03.14 仕込みレポート③ ホップ投入
2026.03.25 🍺 麦魂 完成!

この記事は、FiNANCiEコミュニティ「WE LOVE WHISKY」内での投稿をもとに構成しています。

🍺 麦魂を味わう

北海道の農家が育て、コミュニティが名付け、ブルワリーが醸した。
国産麦芽100%のクラフトビール「麦魂」をお手元に。

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初ロット限定醸造 — なくなり次第終了

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